パチスロ しんだい

パチスロ しんだい

カナンはイスラほど痛みへの耐性を持っていなかった

「どうした

苦しいか、カナン?」 ベイベルは仰向けに倒れたカナンを見下ろし、奪った剣をその左肩に突き立てた

カナンが苦悶の声を上げるのを恍惚とした表情で見下ろしながら、細剣の切っ先で傷口を抉り、血の滴る刀身に舌を這わせる

「余とて見初めた相手にこのような仕打ちはしたくないのだ

だが言ったであろう、支配するにはまず打擲《ちょうちゃく》から始めねばならんと」 ベイベルの言葉など、カナンの耳には届いていなかった

焼けるような痛みを覚える一方で、頭の片隅では、これがイスラの耐え続けてきた痛みなのかと思った

殴られ、踏まれ、斬られたり刺されたことも何度もあっただろう

そのうちのいくらかは、自分のために負ってくれたものもあったはずだ

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 それと同じ痛みを、ようやく知ることが出来た

だから、少しだけ嬉しい

「うん……?」 カナンの汗ばんだ顔に浮かんだ、奇妙に穏やかな表情にベイベルが気を取られたその時、真後ろから飛び込んだイスラがその首を斬り飛ばしていた